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zoom RSS 新潟刑務所見学

<<   作成日時 : 2017/06/11 05:51   >>

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2017,6,7        於、新潟刑務所

7日は、新潟刑務所で、どんな矯正のプログラムをしているのか、見学のチャンスがあって、行ってきました。糸魚川で法律事務所を運営している小出弁護士が呼びかけて実現したものです。

25人ぐらいが事前に申し込んであって、その名簿を中に入るまでに3回チェックされて、ようやく入りました。事前に少し講義があって、一番驚いたのは、刑務所に入っている人が減っているという事実でした。私が知っていたのは、刑務所が入りきれなくて、民間委託しなくてはと言っていた2000年代でした。H17年がピークでそれからは減って来たとのこと。今では、新潟刑務所948人定員なのに700人弱しか居ないということでした。それは単に人口が減ってきているからなのか、それとも他に原因があるのか、わかりませんでした。

新潟刑務所は、初犯の人はいません。再犯の男性26歳以上のみです。刑務所にいる人たちで一番多いのは窃盗(38%)、次が薬物(31%)、これで半分以上を占めるのでした。この度は窃盗の皆さん7人への講座でした。いつも私たちに刑務所のことを話してくださっている田村勝弘教育専門官が、認知行動療法の話をするということで、私たちもその部屋に入りました。7人の受講生のうしろに私たちの席が用意されていました。7人は、皆5分刈りで、みどりの刑務服というのでしょうか?おそろいのものを着ていました。20代から60代までの方々です。見たところ、凶悪犯罪者、という感じの人は一人もいませんでした。どこか気の弱そうな雰囲気が漂っていたのでした。
田村さんは終始にこやかで、受講生たちも声を出して笑う場面があったりして、和やかな授業風景でした。田村さんからの質問にどんどん答えていく人が3人いて、ほかの4人はほとんど話しません。よく見ると途中から、居眠りになっている人もありました。1時間の講義の後別室に移って質問の時間があり、私が聞いたところ、こういうことが分りました。
この講義は、出る義務はなく、受刑者の意思で参加するので、しゃべりたくないのに突然当てられたりしたら、次回から出てこないのではという心配があって、しないでいるとのこと。それから、いねむりの人はもしかしたら薬のせいかもと思うとのこと。配慮されているのだと感じました。
話しあわれていたテーマは、窃盗をする、というスウィッチが入りそうになった時、どうしたら、やめる、というスウィッチに切り替わるか、ということでした。7人ともそろって、「もう刑務所になんか戻りたくない」と思っているということでした。
認知行動療法というのは、考え方を変えることによって、行動を変えていくという方法だということですが、実際に成果があるのかどうかということは、講師の方も含めて、誰もわからないということでした。でも、こんな感じで、刑務所の中の「矯正指導」というのが行われているのだという姿が見えてきました。

往きは、新潟駅からタクシーで行きましたが、帰りには、小出さんが乗せてきてくださいました。トラブルシューター支援の全国組織を作った堀江まゆみさんと一緒に。


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