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zoom RSS ワーキングメモリーの勉強会

<<   作成日時 : 2017/06/11 05:48   >>

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2017,6,5       於、総合支援学校

総合支援学校では、毎年10回を上回る勉強会を企画し、市民にも公開して運営しています。
今年度最初の勉強会が6月5日に行われました。西幸代さんによる「ワーキングメモリー」についての勉強会でした。西さんは、去年、南魚沼市に引っ越してくるという ことでしたが、それなりの理由があって長野に留まられることになって、楽しみにしていたこちらの面々はみな相当がっかりしたのでした。

 3時半からの勉強会でしたが、昼食を一緒に食べながら、2人で何か月ぶりの再会だったので、ゆっくりおしゃべりを楽しみました。

 西さんの話は、「今朝早くにこちらに来て、雲洞庵に行ってきました。大好きな場所です。雲洞庵、日本のお庭や建物、文化というのは、≪全体、一つ≫から始まって部分が出来ていて、とても安心して過ごせるすばらしい空間です。部分を切り取ってみてももちろんすばらしいけれども、≪全体、一つ≫という視点をとりもどせる場所がある、切り取ることが多い社会だからその視点を忘れないことが大事だと思いました」という形で始まりました。

さて、研修ですが、「予習的補習」という学習方法はIQ70〜90ぐらいの子どもたちの支援法で、ワーキングメモリー理論で説明がつきます。この支援を行う時も分けて見がちになるので、≪全体、一つ≫の視点を忘れないようにしましょう。・・・・・話はこうして進みました。

途中で、会場の皆さんに質問がありました。
例えば、「耳から情報をちょっとだけ取っておく力、言語性短期記憶」が弱い子、そう言う子が卒業して職場に入ってきたら、その職場の職員はどうしたらいいですか?
久保田先生が答えてくれました。
「職員たちがみんな名札を付けるようにします」つまり目から情報を取り入れて、環境を整えるということですね。素晴らしいですね。
そして、環境だけでなく、この学習方法で苦手さを本人が自覚できるようになれば、更に素敵なことが起こります。耳からだけの情報で理解できなければ、本人が「すみません。○○してください」と言えるようになるのです。

以前話に聞いていた中学2年生の二人の男の子たちに行われた実践「予習的補習」(インターネットで検索してみてください。ユーチューブで教えてくれます)をすることで、教室で学習できるようになり、さらに、困ったことが言えるようになり、この春高校に進学して、仲間と共に過ごせているそうです。なんと中間テストで、数学はかなり良い点を取っているということでした。

 あと、岡田美智男さんの「弱いロボット」(これもインターネットで検索してください)の話が面白かった。このロボットは、ゴミ拾いロボットなのですが、自分ではごみを拾わないのだそうです。ゴミの近くにいる人のところに行って、「拾って」と言わんばかりに動き回る。それを察した人が拾うのだそうです。つまり自分のところで完結しない。人の手を借りて達成するというロボットなのだそうです。
「迷惑をかけあお う」そのものなのですね。
西さんは言います。「自分だけで全部をわかろうとするのでなく、教室で友達といっしょに学ぶ」「ここがわからないから教えて」ということができるようになれば、互いの成長になっていく、
大事なことはそのプロセスにある、というのです。

 講義が終わってから、校長室で西さんを含めて、校長、森田元教頭(今教育委員会指導主事),あと何人かで話したのが相当おもしろくて、6時過ぎまで話し込んでしまいました。
 この日、保育所から高校までの先生たちが100人以上参加していました。




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