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zoom RSS 田辺春一さんのお別れ会

<<   作成日時 : 2017/03/08 05:47   >>

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2017,3,1       於、夢草堂

鈴懸ができた時にご夫婦そろって入所された田辺春一さんとキクイさん。入居する直前に脳出血で車いす生活となり、キクイさんが、すずかけに入居すると決めた後、春一さんも渋々という感じで、入ってきたということでした。「ここに入れてもらってよかった」とキクイさんが一言。今年、春一さんは97歳、キクイさんは、92歳。お二人には子どもがありません。だから、お墓を持っていない、私たち夫婦と一緒に納骨堂に入ろうということで、以前から、納骨堂建設を企画していました。ところが、最後に隣の田んぼの持ち主がどうしても首を縦に振らなかったことで、納骨堂建設は、諦めざるを得ませんでした。その代りに、夢草堂の中に厨子を置いて、ほほえみ観音をまつり、卒塔婆を10人分作ってもらって飾りました。この卒塔婆に始めに入ったのは、桐鈴会生みの親鈴木要吉さんと妻のひろ子さん。次が田辺春一さんとなります。

2月21日(火)朝は、ヘルパーの手を打ち払って、自分でご飯を食べ、デイサービスに行きました。ところが午前中に低体温(32°)ということで、デイサービスから連絡があって、戻ってきました。それからはずうっと意識不明こん睡状態で、「延命はしない」というご夫婦の意思によって、管は何もいれず自然のままで28日(火)午前中に静かに息を引き取られたのでした。ちょうど1週間でしたが、つい先日亡くなった青木新二郎さんも「延命しない」ということで何も管をつけない状態だったので、お二人とも実に穏やかな旅立ちだったのでした。

青木さんの場合には、新二郎さんが、入居を決め、ヨシノさんは、いやだと言いました。最後に新二郎さんが、「離婚して一人ではいる」と言ったので、離婚されても困るので、入ることにした。だからみんなは11月に入ったのに、青木夫妻は翌年の1月入居でした。何年かして、ヨシノさんは「ここに入ってよかった」と思えるようになって新二郎さんに感謝したということでした。

春一さんとキクイさんは、柳古新田という部落の中に何でもおいてあるお店を開きました。鈴懸に入居するとき、そのお店の商品を鈴懸の玄関のショウウインドウに並べて、すずかけ入居者に売っていました。日用品や、熨斗袋、など、入居者にとっては、とても助かる存在でした。94歳まで春一さんは運転をして、元の家から商品などを運んだり、注文品を届けたりしていました。94歳の時に自分で免許を返すことを決め、車も廃車にしたそうです。
春一さんは、お店のほかに書道の先生もしていて、すずかけでも教えていました。夏祭りの灯篭などに字を書くのは彼の仕事。カラオケも得意で、祝い事の時にはいつも松坂節を歌ってくれていました。

28日の夢草堂での葬儀では、春一さんお気に入りの若いヘルパー上村久美子さんが、とても感動的なすばらしい弔辞を読んでくれ、同じ部落出身の入居者上村キヌ子さんが、お別れの言葉を述べてくれました。キクイさんの親類や、柳古新田の方々なども大勢来られて、桐鈴会の職員、入居者もたくさん見送ることができて、とても感動的なお別れ会ができました。

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